2014年2月13日木曜日

最近の読書

最近読んだ、2冊の本をご紹介します。

その1
「里山資本主義」 藻谷浩介著 角川文庫


「デフレの正体」を書かれた藻谷氏の著書です。

マネー資本主義の現代社会にサブシステムをつくろう、という提案です。

金融を拒否するのではなく、エネルギーや食料の一部を自給(地産地消)
することで資金が地域に循環し、貨幣価値でない生活価値が高まる・・・
そこに里山を象徴とする田舎社会の知恵を取り上げる考え方。

これからの成熟化社会へ向けては、共感できることの多き1冊です。


その2
「魂の経営」 富士フィルムホールディングス代表取締役会長兼CEO 古森重隆著
                                 東洋経済出版社



 デジカメの普及に伴い、危機にさらされた写真フィルム業界。

 

 数十倍の差があった、ライバル「コダック」

 気が付けば、コダックは破産、富士フィルムは快進撃に。

 その差は、自社の事業領域を、どう定義するか。

 自社に置き換えても、大変参考になります。
 

 コダックは、「デジタルカンパニー」、富士フィルムは、「技術志向の会社」に。

 
 

 徹底した未来志向を持ち、自分たちの価値、自分たちの未来は自分で
 つくる思いが大切です。

 変わらない為に変わり続けることの大切さを学びました。


  何事も「勇気」をもって挑みたいと思います。 
 
 
 

  
  

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