当社では、毎朝朝礼時に社団法人倫理研究所が出している
「職場の教養」の本を利用させていただいています。
今回は、本年初でもあるので、職場の教養1月号1月1日版を
少々、ご紹介致します。
「家康の戒め」より
徳川家康の遺した言葉に「大将の戒め」というものがあります。
「大将というものは、敬われているようで、じつは家来に絶えず落ち度を探られて
いるものだ。 恐れられているようで侮られ、親しまれているようで疎んじられ、
好かれているようで憎まれているものである。」という内容です。
家康はよく知られているとおり、常に細心の注意を払って、武家としての人生を
歩んできた人物でした。
大将である自分をあえて高みに置こうとせず、家来に対しても(油断は大敵)
と心していたのです。
現代に生きる私たちの周囲は、家康の時代以上に注意をしなければならない
事柄で溢れています。
人間関係は複雑化し、1人の人間が向き合わなければならない相手は数多くいます。
では、「他人に気を許さないこと」が人間として良いことなのでしょうか?
先の言葉の後に、家康は「家来は惚れさせねばならぬものよ」と言っています。
『自分に惚れさせる。』 超一流ならではの思考だと思います。
本年は、「人に惚れられる」ようになることを考え、自分磨きに努めていきます。。。