最近、よく耳にする言葉です。
長期優良住宅、省エネ住宅、認定低炭素住宅、ゼロエネ住宅。
言葉の整理が必要になってきました。
ゼロエネ住宅の定義!!
「エネルギーの使用の合理化に関する法律に基づく、住宅事業建築主の
判断の基準における計算に準拠した評価方法により、評価対象の住宅の
年間の1次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロであること」
1回読んだだけでは理解に苦しみますよね。
■「エネルギーの使用の合理化に関する法律」→「省エネ法」のことです。
■「住宅事業建築主の判断の基準における計算に準拠した評価方法」
→ 「省エネ法」によって定められたエネルギー消費量の計算方法で
冷房や暖房の方式、換気システムなど指針とすべき基準値をもとに
詳細な計算が行えるようWEBプログラムなどが用意されています。
■「年間の1次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロでありこと」
→ 1次エネルギー消費量とは、電気やガスなど(自然エネルギー
を使いやすいように人為的に変換した)2次エネルギー消費量を
1次エネルギー消費量に換算した値のことです。
■もちろんですが、消費量をネットでゼロにするということは、太陽光発電や
燃料電池など「創エネルギー」を加味して考える必要があります。
少し言い換えると・・・・・
「省エネ法に基づいた建築・設備によって減少したエネルギー消費量と
創エネルギーによって作り出されたエネルギーの合計が、その建物で
消費される標準のエネルギー消費量と等しいか多い」
ここで、1次消費量のモデルはというと、
モデルプランがあり、120.08㎡を基に、家族人数4人で想定されています。
ゼロエネ住宅を達成するためには、太陽光発電は必須であり、
少しでもたくさんの太陽光パネルを載せよることが優先となり、
屋根の形が片流れの建物が増えてきています。
日本の建物の良き文化を残すことも、考えていくべき時にきている
気がします。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿